こんにちは。
弊社初の試みになりますが、東京消防庁の職員様方にお越し頂き、
応急救護講習会を行いました。
今回はその模様を写真とともに簡潔ではありますが報告させて下さい。

倒れている方を見つけたらまず119番通報し、自分の安全を確保した上で「大丈夫ですか?」等声を掛けます。
反応が無い場合は、耳を近づけつつ胸の動きを見て呼吸があるか確認します。

呼吸が無い、又は呼吸リズムがおかしい場合は気道確保と人工呼吸を行うのですが、家族でない場合や感染症リスクが気になる場合は、
ここは省略して心停止と判断してしまって大丈夫です。

心停止と判断したら胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。

蘇生しない場合AEDを使用します。
音声・映像の説明があるので指示通り行えば誰にでも簡単に使用出来ます。
対象者がAEDを使用する必要性が有るか無いかも自動で判断してくれます。


その後も救急車到着まで胸骨圧迫を繰り返すのですが、これがかなり難しく皆ここに苦労していた様です。
何が難しいかというと胸を押すリズムがわからないのです。
「1分間に100~120回」と定義はされているのですが、こんな状況において冷静にそんなリズムは刻めません…。
しかし良い方法があります。
ここからは講習では行っていない私独自の方法になりますが、そんな時は超有名なあの曲を思い出して下さい。
「世界に1つだけの花~♪」
心の中でサビを歌いながら行えば丁度良いリズムになります。
なぜかというと、概ねヒットする曲は人間の鼓動を意識したリズムで作られているものなのです。
ゆったりさせたい時は心拍より少し遅め、元気を与えたい時は心拍より少し速め等々調べてみると面白いですよ。
…すいません。話がとっ散らかる悪いクセが出始めたのでそろそろ締めます。
私達は製造業なので大きなプレス機等を扱っております。
毎日そんな環境で働いているとついつい忘れがちですが、
一つ間違えればとても危険な機械に囲まれている環境でもあります。
いざという時(当然何もない方が良いですが)、
これらを知っているのと知らないのとでは、その時の行動に大きな違いが生まれるでしょう。
また、滅多に無いであろうAEDの取り扱いも経験出来ました。
東京消防庁の皆様、貴重な講習会にご協力頂き感謝申し上げます。
WROTE BY 萩原