材料の提案について
こんにちは、業務管理部のTMです。
各工程の加工スケジュールを組んだり、
原価を管理したりが主な仕事内容です。
その中でも、材料の手配という重要な業務がありまして、
今回はその材料について少しお話させて下さい。
現在リン青銅(C5210R)の入手が困難が困難です。
既にご存じの方も多いとは思いますが、
「手に入らない訳ではないが、発注してから半年以上待ち。」
「価格も発注時にならないとわからない。」という状況です。
日本での取り扱いメーカーが1社減ってしまった事が理由です。
(是非皆様で調べてみて下さい。)
このリン青銅ですが、
バネ性があり導電率も必要な分確保できるとあって、
接点等によく使われます。
弊社でも使用頻度が高く、つまり必要としているお客様も非常に多い材料となります。
最近、このリン青銅を使用した新規部品の開発案件について、
弊社の営業担当から話がありました。
機械内部の接点にリン青銅を使用したいという
お客様の要望があったようです。
先にも挙げましたが、現在入手困難な状況であり、
このままでは開発スケジュールに支障をきたす状態です。
しかし、お客様とのお打合せで組立後の接点の使用状態を細かく確認したところ、
それほどバネ性を必要としていない部品だったそうです。
そこで弊社では真鍮(C2680)を提案させて頂きました。
バネ性はリン青銅より劣りますが、導電率はリン青銅とほぼ変わらずかそれ以上となります。

試作で検証した結果、使用上問題がないと確認が取れ、
無事に真鍮で進行する事が出来ました。
我々の業界は、材料入手も含め社会情勢の影響を受けやすいですが、
部品の使用状況によっては、社会情勢を考慮した上での様々な提案が可能です。
今回はプレスメーカーがいつも使用している材料にフォーカスし、
執筆させて頂きました。
WROTE BY 業務管理部TM
以上


